花粉症
花粉症とは、季節によって増加する樹木や雑草などの植物の花粉が原因で起こるアレルギー反応のことです。花粉症は季節性がはっきりし、花粉の飛散量によって症状の重症度が変わります。 花粉症は今や日本人の国民病といわれるくらい増加している病気です。
花粉症の症状と治療
症状
花粉症の主な症状は鼻水、鼻づまり、くしゃみですが、
花粉が目に入れば目のかゆみ、涙、充血や腫れが起こることもあります。
治療
花粉症の症状に合わせて、飲み薬、点鼻薬、点眼薬、塗り薬などを処方いたします。
お薬は目的や効果を十分に説明したうえで、保護者の方とお子さん自身のご希望を考慮して処方いたします。
花粉症でも、花粉の飛び始める2週間くらい前から抗アレルギー薬の飲み薬、点眼薬、点鼻薬をつかってしっかりとガードする初期療法を実施しておくことで、比較的に花粉症時期でも楽に過ごすことができます。花粉飛散時期になり、一度花粉によってアレルギー反応が起こり、鼻水・鼻づまり・くしゃみ、目のかゆみなどが発症してからでは、なかなかよくなりません。
また、当院では、舌下免疫療法を実施しています。
舌下免疫療法とは、アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)の成分が入った錠剤を舌下に投与していただくことを毎日続けることにより、体をアレルゲンに慣らし、体質を改善する治療法です。舌下免疫慮法はスギ花粉症とダニアレルギーに効果が確認され、保険適用が認められている治療です。
ご家庭で気をつけていただきたいこと
花粉症の予防で大事なことは、花粉との接触を避けることです。
花粉の飛散情報などを参考に、花粉対策を行いましょう。
- 花粉がよく飛ぶ日は外出をできるだけ控えましょう
- 外出時はマスクやメガネ、防止を着用しましょう
- 外出から帰ったら、うがいや洗眼を行いましょう
- 部屋の換気は最低限にしましょう
- 洗濯物はなるべく外に干すのはやめましょう
- こまめに掃除機をかけるようにしましょう
小児の花粉症でお悩みの方へ
花粉症の中でも特に、スギ花粉の飛散時期は受験シーズンと重なることから、受験生の敵とも言えます。
鼻づまりで頭がぼーっとして学校や塾の勉強に集中できなかったり、睡眠が十分にとれず疲れやすくなったりします。
また、花粉症が副鼻腔炎や滲出性中耳炎などを引き起こすことがあるため、早めの治療をおすすめします。
気になる症状でお悩みの方は、当院までご相談ください。
CLINIC INFO
診療時間 ※10月16日まで
木曜日、土曜日午後、日曜日、祝日
予防接種、乳幼児健診
予約は電話や窓口以外に一部WEB予約も承ります。
木曜日、土曜日午後、日曜日、祝日
さいたま市 西区 小児科・アレルギー科 澤田こどもクリニック
〒331-0052
埼玉県さいたま市西区三橋6丁目1043
交通アクセス
- JR「大宮」駅下車
東武バス61番「大宮西警察署前」下車1分
駐車場18台